二日酔いには”迎え酒”
★キーワード★
・hair of the dog that bit you
先日、会社の飲み会で調子ぶっこいて呑みすぎ、二日酔い(Hangover)で二度と酒を飲みたくないと産まれてこの方何百回目に思ったはるるです。
翌日、ダーリンのブレットにSkype通話。。。
は)”ダーリン、今日、あたい二日酔い。。。何にもしたくない。”
ブレットはオーストラリア人、やつらはけた外れの消化機能を持ち合わせているようで、パーティーで空くボトルの数が半端ない。丸一日呑んでいても、次の日も朝からプシューっとビールのふたを開ける。
そして、ブレットは酔っぱらうと、とっても鬱陶しい奴になって、これまでに、何回もはるるにブチ切れられている。
いつも自分にブチ切れているはるるが、ハングオーバーでぐったりしているのを見て、いい気味だと思っているのだろう。。。
ブ)”ガ、ハッハッハッ(大爆笑;lol), you should have a hair of the dog that bit you!! "
・・・・・・what????!!!!
hair of the dog that bit you
hair of the dog(犬の毛)bit you(あなたを噛んだ)=あなたを噛んだ犬の毛。。。
なんのこっちゃい、二日酔いと何の関係があるの??????
って思ったら、なんと、hair of the dog that bit you = ”迎え酒” だそうです。。。
なんと、なんと!!!!
オーストラリアでも二日酔いには”迎え酒”といった概念があるのか!!!
と、言葉のことより、迎え酒の存在にびっくりしたはるるです。
でも、なんで、hair of the dog that bit you って言うのだろう。。。
ブレットに聞いたら、知らない! 昔からそうやっていうんだ!!
と、今回は、語源に対してなんとも頼りないブレット。。。
なので、自分で調べてみた。
語源
大昔の治療法で、犬に噛まれたら、その犬の毛を傷口にあてて治すという方法があり、
何かで身体が不調になったら、その不調になった原因のもので治すという行為から発展し、
”酒で二日酔いになったら、酒で治す”=”迎え酒”⇒”hair of the dog that bit you” 。
”毒を以って毒を制す”といったようなものですかね。
ちなみに ”毒を以って毒を制す” を辞書で引くと ”Set a thief to catch a thief” =直訳すると、”泥棒を捕まえるには泥棒を使う”といったような意味になるんだけど、泥棒のことは泥棒が一番知っている、だから泥棒に頼めば”制することができる”といった意味合いのようですね。
英語って面白いですね。。。
で、まあ、ブレットのお勧めどおり、
hair of the dog that bit you を呑んで、死ぬほど後悔したはるるでした。。。
はっきりいって”迎え酒”なんて、その一瞬だけですよ!その後、倦怠感、頭痛が襲ってきますからね。
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